今月より始動したプロジェクト、新潟市中央区のI-House。
まずは、敷地模型が完成!
設計を始めるにあたり、まず行うことのひとつが
敷地模型を作ること。
用途地域などの法規チェックや現地での調査を終えた後、
周りの建物や環境が分かる模型を作ります。
現地へ行って写真を撮るし、グーグルマップだってある。
わざわざ模型を作らなくても状況は分かります。
でも、、、なんです。
CGでも良いのでしょうけど、
単に考え方が古いだけ?かもしれませんが、
やっぱり模型がいい。
敷地模型は新しい建物のスタディをするために
作るものですが、
私にとっては、それだけではありません。
敷地や隣家を作りながら、
新しい建物についてあれこれ思案する時間でもあるのです!
非効率なことかもしれませんが、
そんな敷地に思いを寄せる時間に何か新しい発見があるのではないか、
ヒントに出会えるのではないかと思って作っています。
これからも大切にしたい時間です。
◇実例における敷地模型と建物模型を紹介します。
2014年竣工 阿賀野市・N-House
だしの風や隣家への採光に配慮した建ち方を提案。
2016年竣工 田上町・ジェラテリア ソリッソ
国道からの見え方、田園風景との関係性を考慮した建ち方を提案。
来月着工の三条市・池田耳鼻科医院。
様々な配置や建ち方をスタディした際の一案。
このようなスタディを経て現案へと繋がる。